いつかこのブログで紹介するつもりですっかり忘れてた、島根県の八重垣神社に行った時の話をしとこうと思います。やっと。
いつの話かっていうと5月の話なんですけど…
ちなみにホラーとかオカルトとかってわけじゃないけど、なんか八重垣神社に行こうとしたら別の神社に呼ばれて?行くことになったのでその話も。(というかこの記事書き終わってみたらなんかそっちの神社のほうがメインみたいになってしまったかも…)
八重垣神社はけっこう有名な縁結びの神社なんですよね。
池に浮かべたら文字が浮かび上がってくる、水占いのおみくじでも知られています。
私はもちろん縁結びを願ってその神社に行ったわけなんですけど、まああれから4~5ヶ月たってもいまだご縁は結ばれてはいないんですけどもね…
それでも紹介しますけどね…
この八重垣神社、なぜ縁結びの神社とされているかというと、そもそもスサノオノミコトとクシナダ姫が新婚時代に住んでいたお家だったからなんだそうです。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
という、最古の和歌と言われるスサノオノミコトが詠んだ有名な歌がありますが、これも「奥さんを住まわせる新居(八重垣神社)を建てるぞ!」っていう意味の歌なんですよね。
李家幽竹先生の旅行風水の本にも紹介されてて「縁に関する運気が強い」と言われています。
私の友達にも一人、この神社にお参りしてからすぐに彼氏ができて結婚したっていう人がいるんですよね…!!
すごい霊験あらたかな神社じゃないですか…!!
で、じつは私がこの神社にお参りするのは今回が初めてではなかったんです。
これまで2回くらいお参りしても全然ご縁が結ばれなかったんですけど、でもまあ2回くらいでは神様の目に留まらなかったのかな、3度目の正直で今度こそ神様に気づいてもらえるかもしれないなっていうことでお参りさせていただきました。
まあ今のところの結果はさっき言った通りなんですけど。
いやいや、これからでしょ…^^
ちなみにこの神社には両親と妹との家族全員で行きました。
妹の運転する車で、カーナビを頼りにしながら向かったんですが…
なぜか八重垣神社の近くになったころ、カーナビの動作がおかしくなりまして、道を間違ってしまったんです。
おかしいなーもうすぐのはずなんだけどなーと言いつつしばらくぐるぐると回ってて。
で、いつもと違う道を進んでいたところ、ある神社の看板が見えてきました。
『国宝・神魂神社』
助手席にいた私だけがそれを見て、なんか気になって八重垣神社のお参りがすんだらその「神魂神社」にもお参りしたいなと思ったのでした。
さて、その後道も分かり、無事八重垣神社に到着することができました。
じつは道に迷ったことでちょっとハラハラしてたんですよ、李家先生が八重垣神社には午前中に行くこと、って言われてたのでちゃんと間に合うかなって。
でも11:30くらいには着けたので大丈夫でした!
5月の島根はほんと気候が良くて、緑も空の色もとても鮮やかで風も気持ちよく最高でした。
で、この本殿前でたくさん写真をとったのでこの記事に載せようと思ったんですけど…
今どんなに探してもその時の写真がないんですよ…
消してしまったのかな…
そんなわけないんだけど。
水占いのおみくじとか、本殿横の森の中にある鏡池とか、水占いの様子とか全部写真におさめてるはずなんですけどデータが見つからないんですよね…
ええ~~…
公式ホームページにすごく素敵な写真がたくさんあるのでぜひこちらをご覧ください。
↓あ、ネットの無料写真に八重垣神社の写真があったのでお借りして載せさせていただきます。
とりあえずまずは本殿でお参りをして、良縁祈願をさせていただきました。
その後すぐ横の授与所で水占い用のおみくじをいただきます。これ、水に浮かべたら文字が浮き出てくるおみくじなので乾いた状態だとただの白い紙なんです。
それを持って徒歩1分くらいのところにある隣の森、「佐久佐女の森」に向かいます。
森の中はなんともいえない気持ちのいい空間で、大きな杉のご神木などがあってとても癒されました。
道なりに森の奥に進むと「鏡の池」があります。
ああこれほんと写真があったらよかったんですけど…
さっきのホームページに水占いの様子も載っているのでぜひご覧ください…
鏡の池のまわりには、ゴールデンウィークということもありけっこう人がたくさんいました。
たくさんといってもちょっと待てばすぐに水占いできるくらいのちょうどいい賑わい加減でしたが。
なんとなく前の人がはけて自分たちの順番になったら池の水面におみくじの紙をそっと置き、その上に10円か100円の硬貨を載せます。
水がしみこむとすぐにおみくじの紙に文字が浮き上がってきます。
男女の良縁を占う物なので、出会いはあるか、どんなご縁か、どの方角がいいか、ということがとても簡潔に書かれています。
私も妹もちゃんと出会いがあるって書かれていました^^
5月にそう言っていただけたのでそろそろなんじゃないでしょうかね^^
……。
で、この水占いの面白いところはこのおみくじに書かれた内容だけが占いになっているというわけではなく、このおみくじの紙がいつ沈むか、岸辺からどれくらい離れたところで沈むか、というところを見て、その結果により出会いや結婚がいつごろになるか、また自分のいる場所からどれくらい(物理的にか感情や環境的にかわかりませんが)離れたところにいる人とご縁があるか、ということが占えるというところ。
つまり紙が沈むのが早ければ早いほど結婚も早いということです。
なかなかドキドキしますよね。
むしろそれこそがこの水占いのキモなのかもしれません。
これ、普通の同じ紙に同じ重さのコインを載せてるわけだからだいたい誰のおみくじも同じくらいのスピードで沈んでいくと思うじゃないですか。
同じ岸辺からスタートするんだからそんなに遠くまで流れて行ったり近くにとどまったりというばらつきもないだろうと思うじゃないですか。
ところが全然そうじゃないんですよ!
私たちよりずっと前に水面に載せた人のおみくじがいつまでも沈まず池のはじっこを彷徨っていたり、逆にびっくりするほど早く沈んでいくおみくじもあったり。
だいたい岸辺の近くで沈んでいくおみくじが多い中で、船のようにずんずん遠くまで進んでいくおみくじがあったり。
ただのコインを乗せた紙切れが、まるで個性と意志をしっかり持っているかのようにそれぞれまったく別の動きをしているんですよね。
やっぱりただの紙切れなんかじゃないんです、神の意思をのせたご信託の紙なんです。
不思議ですよね…
ちなみにちょっと怖い話なんですが、昔バイト先に40代後半くらいの独身女性がいたんです。
その人が若い頃に八重垣神社に行って水占いをしたらしいんですが、
「私の紙だけどれだけ待っても沈まなかった。結局沈まないまま帰ってしまった。私が独身なのはもう決められた運命なのかも」
って言ってたんですよね…。
水の上に、それも重しのコインを載せた状態で、ただの紙が沈まないなんてことが本当にありえるんでしょうか…。
あれから10年くらいたちますがその人が結婚したとは聞かないので、それってほんとに運命だったのか?というか水占いすごいな…こわいな…って思ったのでした…。
さて、ドキドキしながら沈むのを見守った私と妹のおみくじがどうだったかというと…、
割と早めのスピードでまあまあ岸から近いところで沈んでくれました^^
5月にそういう結果が出たのでそろそろなんじゃないでしょうかね^^
そんなこんなで縁結びの神様からの太鼓判をもらい、大満足で神社をあとにさせていただきました。
よかったね私たち。
で、その帰路私が八重垣神社に来る途中で見つけた例のちょっと気になる神社の看板のことを思い出しまして、妹にその「神魂神社」というところに行ってもらうことになったんですよね。
国宝って書いてあったし、そのちょっとユニークな名前もどこかで何度か見たことあったし、普通に好奇心がくすぐられたし、これも何かのご縁だからお参りさせていただきたいと思いまして。
書いていると思いのほか長くなってしまったので、その「神魂神社」については次の記事に分けて上げようと思います。
「神魂神社」とはいったいどういう神社なのか?
八重垣神社との関係とは…?
つづく