前回、特別養子縁組についての映画をご紹介しましたが、ちょうどこんなマンガ記事がトレンドに上がっていたのでこちらも貼っておきます。
「親になる!」と決めた40代夫婦が直面した事態 15年にわたる不妊治療を経た夫婦の「覚悟」
すごい覚悟、すばらしいご夫婦だなあ。
インドネシアと日本ではまたいろいろ事情が違うとはいえ、こういうのがどんどん知られてどんどん広まって、やがてどんどん普通になっていくんだろうな。
違う世界や違う方法を知ることは大事ですよね。
ちなみに日本も江戸時代なんかには養子縁組ってすごく普通に行われていたし、子供を育てること自体も生んだ人(実母)だけでなく、親戚とか地域とかの共同体ぐるみで行われていたみたいですよね。
農村部では夜這いなどの風習もあり、父親が誰と決まってはいないことも多かったみたいだし、母系社会に近い感じだったのかも。
日本は明治以降の富国強兵策などによってギッチギチの堅苦しい国になってしまっただけで、本来はもっとおおらかでわりと適当な国だったんじゃないのかな。
世界で唯一日本だけで義務化されている「夫婦同姓」という制度も、明治期に作られたばかりの、まったく伝統的じゃない制度だし。
もっと日本らしく自由でおおらかで風通しのいい国に、早く変わっていってほしいと思います。
あっあと、同じく前回記事をご紹介したカマラ・ハリスさんについて、こういう記事も出ていたのでこれもよかったら。
弁護士を辞め、妻をサポート!カマラ・ハリス氏の夫の決断が注目される理由
夫のダグ・エムホフさんを評して「パートナーの熱意や野心をサポートし、成功しても恐れることがないこの姿」とありますが…、ほんと、地位やキャリアを手放すとかいう以前に、男性が女性パートナーの”成功に嫉妬しないで”献身的にサポートするっていうのがたぶん「すごいこと」なんだろうなと思ったりします。いや、そんな当たり前のことが?とも思うけど…。これまで、味方であるはずのパートナーこそが一番の難敵だったという女性は数知れないんでしょうね。「仕事したいなら、家事育児は完璧にこなすように」とめちゃくちゃ理不尽なことを当然のように言われたり。
とにかく、ハリスさん達はほんとに新しいカップル、新しいファミリーなんだなあ。
↓反対に、ジョー・バイデンさんの妻ジルさんは大学教授の仕事を続ける意向という…w
大統領・副大統領ともに夫婦のあり方が対照的に新しくてシンボリックで面白すぎ!
アメリカでは231年の歴史で初めて、フルタイムの仕事を持つファーストレディー誕生か
ファーストレディはキャリアを諦めなくていい。ジル・バイデン氏が仕事を続けることが重要である理由
しかしアメリカは日本よりはすごく進んでる国というイメージだし、何より自由の国を標榜しているけれど、ヨーロッパの国々などと比べるとけっこう保守的なんですね。
でも今、あきらかに新しい風が吹いてるって感じ…!
こういうのを見聞きするにつけ、時代が変わる実感がわいてきて、いろんなことがますます楽しみになっていく日々です。