最近人って変われるんだなーって実感しています
生きづらい人生だったけど
いや~ほんと子供の頃からずっとずっと生きづらさを感じてきました。
授業は頭に入ってくるのに連絡事項とかの話になると先生の言ってることがまったく頭に入ってこなくなる。
同級生と話してても緊張してほとんどろくに話ができない。
なんとか仲良くなった友達とも関係をうまく築けないし、あと相手がしゃべってることが聞き取れない。
一所懸命発言したとしても、それはひどく的外れで反対に浮いてしまう。
自分では何がヘンなのか分からないけど、同級生からは「ヘンな人」と言われてる。
「ふつう」になりたいけどどうすればいいのか分からない。
しっかりしなきゃと思うのに常に空想で頭の中はいっぱいで、心ここにあらず。
学校に行くのがとにかく苦痛。忘れ物や遅刻ばかり。
自分の存在が汚くて臭いボロボロの濡れ雑巾のように感じる。
なんで人と同じようなことができないんだろう?
なんで人と接するのがこんなに大変なんだろう?
…きっと私の性格に問題があるからどうしようもないことなんだ。
そういうふうになんとなく、自分のいたらなさを自分にとっての「当たり前」ととらえてきてしまいました。
仕方ないやとあきらめてきました。
希望が見えてきた!
…ところがなんということでしょう!
いつのまにかそれらの苦しみって消えたり軽減してたりしたんです!!
それまでにほんといろんな出来事があったし、藁をもつかむ思いでいろんなことを試してきたし(お金もつぎこんだし)、
そしていろんな苦しいこともあったのですが…。
もうダメだ~ってずいぶん絶望してもきましたが、人って変われるんだなあって今は思っています。
こういう生きづらさって「もうどうしようもない性格の問題」とかではなくて、なんというかもっと…
たとえば極端にシンプルに言っちゃうと、まったく人としゃべれなかった人が睡眠と栄養をしっかりとって頭が冴えた状態になればなんだか人の言ってることがわかるようになるし、自分の言いたいことも整理できるようになるし、緊張がとけていってリラックスもするし、そうすれば次第に人としゃべれるようになる、とか…
なんだ睡眠とごはんかぁ
睡眠と栄養が足りてなくて頭がぼーっとしてたから人としゃべるのが難しかったのか~って。
人としゃべるのが怖かったのって引っ込み思案な性格のせいだと思っていたけど、実は人の言ってることがなかなか理解できなくて常に頭の中がパニック状態になってかったからだったのか~って気づいたりして。
そういう感じで簡単に解消できたりするものなのかもって思うようになったんです。
…というか、実際そういう経験もしてきました。
持って生まれたものでどうしようもないって絶望してた苦しみが、案外何かのきっかけで(基になる性格は変わらないままで)
気がつけばアレ?そういえば私苦しんでたんだっけ??ってくらいすんなり変われたりする。
もちろん、もともと引っ込み思案な性格とかもともと怒りっぽい性格とか、そういう性格の傾向っていうのは人それぞれ持って生まれたものがあるんだろうけど、もともとの性格の特徴自体にはホントはだれも問題がなくて、それがどういう環境、どういう状態に置かれてるかとか…どういう「いらんもん」を背負い込んでるかとか。
ただ単にそういうとこに問題があるだけなのかもしれないなって思うようになったし、だとしたらできるだけその「いらんもん」に気づいてポイポイと肩から下ろしていきたいなあと思うようになったんです。
結局、人は変われるけど人の本質は変わらなくていい!!
変わらなくていいんだーってなんとなく腑に落ちてきた今、さらにすごくラクに、そしてすごく生きやすくなってきた気がします。