最近ある人気YouTube動画を見てたんですが、その中に大嶋信頼先生が言われてる「脳のネットワークからの嫉妬の攻撃」がまさに可視化というか現象化されてるようなとても興味深いシーンがあったので、このブログでもちょっとご紹介してみます。
つかこれほんととんでもなく面白いので、まだ見たことない人はふつうにエンタメとしてぜひ見てみて欲しいです。
たぶんご存知かと思いますが、「ナスD」と呼ばれてるテレビ朝日の友寄ディレクターという人がアマゾン地帯に住んでる先住部族の人たちを取材する番組を、YouTube用に編集しなおした動画です。
いやーテレビを持ってない私でもこの人のことはネットでちょっと知ってはいたんですが、実際見てみたらほんとすごかった、まさかここまですごい人だとは思ってなかった!
最初に言ったように大嶋メソッド?を実践している者としましてもこの動画、興味深いところがありすぎてやばかったです。
嫉妬の攻撃の件以外にも、自分と違う文化をもつ人たちの間にフラットな視線でリスペクトと興味を持って入っていくことの大事さとか、他者や自然との「一体感」とか。
そして「菌」!大嶋先生が勧められてる「菌の採取」もこの動画の中でナスDめちゃくちゃガンガンやってる…(この人の場合長い年月をかけて腸相や免疫がすごいことになってるからできるんだろうし、これは普通の人が真似するにはちょっと強烈すぎだけど)
この人にとって「拒否すべき・排除すべき異物」ってないのでは?って思える。
なんかすっごく手放してて、この人の両手はいつも自由に使えてるんだろうなって感じする。
きっとこういうふうに生きられたらいいんだろうなという参考になる…。
でも一方で、頭が良すぎる人・「カリスマ性」が高すぎる人の孤独だとか、たぶんここまですごい人だと普通の人に理解され受け入れられるのは難しいだろうな、嫉妬やジャマをされたり邪険にされることも多いだろうな、または遠巻きに尊敬され畏怖されるばかりで仲間が案外少ないかもな(驚くことに本人も「僕は友達いない」って言ってるんですよね。こんなに友達が多そうな人が。謙遜やジョークかもしれないけど、でもやっぱちょっと分かる気もする…)、みたいなものも垣間見えそうになったりとか。
…そして実際にそのナスDが受けているかもしれない「嫉妬の攻撃」が、番組中にあるカタチとして出てくるというか、他者によって語られるんですよ…
とりあえずまだ観たことなくて興味あるって言う人はぜひ一話から見てみてください。
一話20~30分くらいなので全部見るにはけっこう時間はかかりますが…
#1~#24がアマゾン編です↓
全話見たほうがだんぜん面白いしたぶん何かしら感じる物や参考になる物もあるかと思うんですが、もしも「嫉妬の攻撃」に関する話だけとりあえず見たかったら#22、#23を↓
ここから内容のネタバレみたいなことも言います
ほぼ妄想語りですが…
これを見て、やっぱ大嶋先生がおっしゃってるように、目には見えないけど脳のネットワークを通して電波のように飛んでくる「嫉妬の攻撃」って実際にあるんじゃないかなーーって私は個人的に思った!
(大嶋先生ご自身は「これは外在化のテクニックです」ってとぼけてらっしゃいますけど)
まあふつうに生活しててもなんとなく感じるからこそ、大嶋先生の「嫉妬の攻撃」説が私にはトンデモ説には思えず、とてもすんなり入ってきてるんですが。
こうして、権威ある呪術医の先生が「あなたに嫉妬してる人の”生霊”」とはっきりと言葉にされてるのを見たらまた改めて「やっぱそうだよなーーーあるんだろなーーー」って思えたんですよね。
いや日本人には本来とても受け入れやすい概念なんだと思うんです、目には見えない嫉妬の攻撃って。日本人にとってはもともと説明要らずの共通認識だったんだと思うんです。
「源氏物語」を1000年に渡って愛読してきた日本人には。
そう「生霊」なんですよね、「生霊」。
嫉妬に狂った六条御息所が夕顔を殺し、葵上を殺したアレ。
(ちなみに六条御息所は自分では生霊を飛ばしてる自覚がないわけですが、そこも大嶋先生の「嫉妬は動物的な発作」っていう説にすごく合ってますよね。あと、高貴な六条が自分より下の立場である夕顔や葵上に嫉妬してるというところも。)
ずっとずっと日本人は、目に見えない念による嫉妬の攻撃を「生霊」として認識し普通に受け入れてきたんですもんね。
その感覚や概念を、日本人は近代化によって忘れたりバカにしたりするようになっちゃったとこあるけど…
でもまだペルーにはそれがしっかり残ってる!
えらい呪術医の先生が「嫉妬による生霊だ」とおっしゃってる!
それも頭の周りを生霊が黒く覆ってるとおっしゃってる…。頭といえば脳…。
つまりこれ大嶋先生が言ってるように、脳のネットワークを通じて脳から脳へと電気攻撃されてるってことなのでは!?
本来目で見ることも観測することもできないはずのソレが、超越的能力をもつ呪術医には映像として見えているということなのでは?!?!
…って、
「この動画でナスD、『正直何にも変化なかった。テレビ番組でタレントさんが呪術とか除霊みたいなの受けてウワ~~ってなってたとしたらそれはヤラセです!!』ってハッキリ言ってるやないか!!この動画はむしろ呪術を否定するものやないか!!!」って思われるかもしれませんが…。
コメント欄でも視聴者から「やっぱり呪術とか生霊ってナイんだね、ヤラセなんだね!」「幻覚なんだね、トランスなんだね、集団催眠なんだね!」「現地の人たちや呪術医本人は純粋でそれを本気で信じ込んでるからこそそういう状態になるけど、ナスDみたいにしっかりしてて強い人は”呪術”にかからないんだね!!」みたいな声が多数寄せられてますが…
いやまあそうですよね、そうなんでしょうけども…。
でも私は逆にそういう至って冷静なことを言いながらも、ナスDが「あ、わかった。生霊はあの人だ」って言ったり、「悪い記憶がでてきた。でもそれを出さないでおこう、一緒に生きていこうと自分で決めた」ってまじめに淡々と言ってるのが逆にすごくその悪霊とか呪術を「本当」だと思わせてくれるように感じて。個人的に。
悪霊だとか呪術だとかを自分の感覚や体感をもとに冷静に否定しながらも、でも淡々とどこか自然に受け入れてるように見える瞬間があるのが逆にとてもリアルだと思えるんですよね。
リアルっていうのは科学的で現代的で現実的な視点でいうリアルだけじゃない、もうただ感覚的観念的なリアルっていうのがあるんじゃないかって思うんですが、それをナスDは感じ、瞬間瞬間ほぼ無自覚にフッと言葉にしてるように感じるというか。
それと、ほぼ自給自足でみんな会社組織というものにも属していなくて、取れた獲物も村の人で分け合うという生活をしているこのシピボ族の人たちは、私たち日本人が握り締めてる所有欲とか出世欲ってもともと概念としてあまり持ってないんじゃないのかな、って思うのですが、それなのに呪術医のレオナルドさんがナスDに「仕事関係の人から嫉妬されて生霊として取り付かれてる」「もう生霊は取れたので、これからどんどん仕事がもらえるだろう」って言ってるのも違和感があるというか不思議で。
そんなこと仙人のような生活をしている呪術医の先生に、出世やそれに基づく嫉妬とほぼ関わりなく生きているであろうこの人に、いったいぜんたい想像して言語化できたりするものなのだろうか??と思えて。
ほぼその概念とか感覚とかを知らないのではと思える人がそれをスッと言葉にできているのは、やっぱり本当にナスDがそのような「悪霊」に憑かれている状態、本当に仕事関係でナスDに嫉妬して、直接的に邪魔をしてるわけではないし間近にいるわけでもけど何かしらジャマする見えないエネルギーを飛ばし続けている存在がいて、それを先生は本当にただ「視て」、そしてそれに合った言語(もともとの部族の言葉ではなくスペイン語)に置き換えてたからなのでは???と思えて。
ああこの人はきっとナスDの脳だか潜在意識だかにアクセスして、そこにある感覚とか記憶とか概念を自分の脳に同期したりダウンロードしてるんじゃないかな、って思えて。
まあこじつけくさいかもしれませんけど…つか妄想ですけど…
でも私にはとにかくそこがすごく謎だったし、新鮮な驚きというか面白さを感じたし、そういうトコでも私は逆に「やっぱ脳のネットワークはある!脳から脳への攻撃はある!」って強く思えたんですよね。
本当のことは誰にもわからないし、私は私で勝手に信じ込んだりこじつけたりしてるだけなんですが。
とりあえずみんながそれぞれに自然だった。
信じるのも自然、信じないのも自然。
私は個人的に信じたし信じてるし「やっぱり」と思ったし、自分が何をどう信じるかは自分で勝手にしていいんだと思った。
なんかこの一連の流れを見て、前よりまたちょっとラクな感覚になったんです。
で…
呪術を受けた翌日、その振り返りみたいな会話をするシーンが#24でちょこっとあるんですが、呪術を受けたときは「申し訳ないくらい何も変化がなかった」と言ってたナスDが
「頭がすごくクリアになってる。やる気にみなぎってる。もしかしたら何か効いてるのかもしれないですね」
ってやはり淡々と言ってたのもとても興味深かったんですよね。
それがどこまでそうだったのかは見てる側には分からないけど。本人の気のせいなのかもしれないけど。
個人的な経験で言うと、私の場合何かが効いて何かが変わったかもしれない、っていう時には全然気持ち的にも体感的にも劇的なものがなくて。その時には何にも変わってない、って思うくらいで。
後になってから淡々と、ああそういえばいつの間にかめちゃくちゃ変わってるかも…?と思う感じ。
そのままだと見過ごすけど、過去と比べてみてやっとそのあまりの変化のすごさに気づく、って感じなんですよね。
大嶋先生がよく「クライアントさんの治療をしたりして、こちらから見たらものすごく変化してよくなってるように見えるのに、本人は特に何にも感じていないということがよくある。それは本来の自然な姿に戻ってるだけだから本人にとっては自然なことであり、淡々としててあまり感慨がなくて当然なものなのだ」みたいなことおっしゃってますが、まさにそれ!
ナスDが感じて、カメラの前で語ったクリアな感覚っていうのもそういうものだったら面白いんですけどね。
そしてその後ほんとにいい仕事が増え、知らぬ間にすごくいい人生になっていったのだとしたら。
いや実際にこのアマゾン取材を機にこの人が世に出て、ものすごく多くのファンを獲得し、おそらく大出世したのだろうってことはなんかすごく分かる。テレビ持ってなくてリアルタイムではその番組を観たことない私にも、ネットでその人気が伝わってきてましたし。
けど、たぶん以前にも増してたくさんの嫉妬をされジャマもされるようになったのでは?っていうこともその後のこの人の動向でなんとなく推測されちゃうような…。こんなにすごい人なのに、ファンからものすごく待望されてるようなのに、アマゾン以来なかなかテレビには出てないようなので…。
まあそんなのただの妄想、余計なお世話ですけど。
こんなめちゃくちゃ強くて自由な人が嫉妬だの目に見えない何かだのの影響を受けるのか??「除霊」を受けようが受けまいがもともとすごくいい人生歩んでるじゃないの!!っていう気もしますけど。
…てなんかすごく長くなっちゃったな~~
嫉妬の発作とかにからめて長々と妄想語りしてしまったけど、とにかくふつうにめちゃくちゃ面白かったです!
すごいな~アマゾンはそんなに興味なかったけど、ちょっと行ってみたくなりました。
まだ書き足りないことがあるので(えっ)、また気が向いたらブログ記事にするかもしれません。