私が「冷え取り」をやった結果は…

は~~毎日寒いですね!

そういや何年か前に「冷え取り」ブームっていうのがあったんですよね(自分の知ってる世界の中で)。

体の中に「冷え」という毒みたいなものが溜まってて、それを排出していこうという健康法でした。

冷えへのアプローチの一つとして絹と綿の靴下を交互に4枚以上重ね履きする(「冷え取り靴下」と言われてた)というのがあって、それが冷え取りの代名詞ともなっていた感じで。

靴下を4枚以上重ね履きするとか結構けったいな健康法だし、まあテレビの健康番組とかゆほびか(?)とかで取り上げられてご年配の人たちがやるみたいなイメージですけど、それがけっこう若い女性にこそ流行ったんですよね。なんつうかスピ系に近いナチュラル系の女性たちに(いや、あくまでも自分の知ってる世界の中で)。

たぶんマーマーマガジン編集長だった服部みれいさんがわりとおしゃれっぽく紹介してたのが女性の冷え取りブームの牽引役になってたと思う。

服部みれいさんご自身はかなり熱心に冷え取りに取り組んでて、冷え取り靴下を10枚重ね履きされてました。


あたらしい自分になる本 増補版: SELF CLEANING BOOK (ちくま文庫)

↑冷え取り以外にもアーユルヴェーダとかいろいろ試してて、この本かなり面白かったです。

で、私もまんまとそのブームに乗っかって、冷え取り靴下を履いていたんですよ。

一所懸命4枚重ね履きして。

…結果としては、私にはあまり向いていませんでした。

ほんとあくまでも個人的な話ですが、私の場合は冷え取りによってある意味逆に弱くなってしまって。

(私は半年くらいしか実践していなかったけど。その程度のくせにすみません)

冷え取り靴下って、肌に触れる一番下に履く靴下は必ず絹、その上に綿、絹、綿、って交互に重ね履きしていくんですが、ま~~絹の靴下が高いうえにすぐ破けていくんですよ。

冷え取りの考えだと「冷え」という毒素を吸い取った結果絹が破けていくらしいので、破けるのはいいことみたいなんですが。でも絹ってもともとそんな丈夫な素材じゃないし、靴下として履くにはやっぱ贅沢だと思うし次々破けていくようじゃほんと経済的ではないですよ。

で、まあ経済的な話は別にいいとしても…

冷え取りって効果が出るのもいつになるかわからない。数年かかる人もいるそう。

あるのかないのかわからない、自身の体に巣食うとされる「冷え」退治のためにいつまでも高価な靴下を4枚以上重ね履きしていなきゃいけない。

というか大きな冷えが出て行った後も、一生靴下は履き続けなきゃいけない。冬だけでなく夏も。

だんだん「冷え取り靴下を履かなきゃいけない!足を冷やしてはいけない!」っていう強迫観念にも追い立てられるようになったりして…。

それでも服部みれいさんの著書にある、「お冷え様」が出て行くシーンは圧巻というかすごく印象的で、自分にもそんな素敵な体験ができるのではないかと夢見ながら靴下を履き続けてました。

それ自体は楽しいことでもあったんですけどね。

お冷え様が出て行ったら私の人生はどんなふうに開くんだろう?!って思って。

…でもそもそもそんなに私たちの体の中に冷えとか毒ってたまっているのかな。

溜まっているとして、そんなに必死になって排除しないといけないものなのかな。

冷えを避ける生活を必死にしているけど、そんなに私をとりまく世界って危険なものなんだろうか。

自分の体ってそんなに弱いものなんだろうか。

なんか私の場合は冷え取りしてると精神的に潔癖症みたいになるというか、汚れならぬ冷えがとにかく恐ろしくて、自分の周りや自分の中に冷えがたくさんたくさん蠢いているように思えて、どんどん守りの人間になってしまって生き物として逆に弱まっていってしまった感じがしたんです。私はオタクで盲目的にはまりこみやすいという性質があるので、とくになのですが。

冷え取りより以前にマクロビをやってたことがあって、肉をまったく食べないというのを半年くらい続けた結果めちゃくちゃ精神的におとなしくなりすぎてしまってマクロビをやめた、っていう話をこのブログで書いたことがあったんですが、それに近い感じですかね。

良かれと思ってやったことで、逆に問題を増やしたり、自分のもってる力を失ったりしてしまった。

そうしてそのことにだんだん疑問を感じるようになり、やがて冷え取りをやめてしまいました。

そうしたら気楽になってなんとなく元気にもなりました。私の場合は。

(トラウマだったり発達障害だったりにしてもそうだけど、自分の中に問題がある、自分の生きづらさには何かしら原因がある、って思ってそこに対処するのは大事ではあるし効果もあるけど、でも問題があると思うことで逆に問題を作り出してるというか問題を問題にしてるというとこもあるので難しいなあと思う…)

そもそも人間、もともとは毛も生えていない裸のサルであり、大昔は靴下も靴も履いていなかったわけで。

冷え取り冷え取りといって体を守り温め続けることで、逆に体温調整機能が衰えてしまったり冷え性になってしまう危険性もあるのでは。

(いや、本当に冷えが大問題になってる人は別だし、たとえばアレルギーの人にそんなの気の持ちようだ、アレルゲンに慣れろ!なんて言うのとか論外ですが。健康にそれほど問題がない人限定の話として。てか私みたいに盲目的になりがちな人は。)

ちょっと関連する話なんですけど、すこし前にネットニュースで「温かい飲み物が体に悪い」っていうのを見かけて。

いや温かい飲み物が体に悪いわけないじゃん、いいことばかりのはずじゃん、って思って読んでみたんですが…

「温かい飲み物」が身体に与える悪影響とは?

熱すぎる飲み物が喉頭がんの原因になるとかいう話とは別に、温かい飲み物で体を温めて甘やかしすぎていると、自分で自分の体を温める熱生産機能が弱まってしまうという趣旨のことが書かれていたんですよw

それをわざわざ悪影響として記事にするとは…と笑ってしまいましたが、

でもこれ、自分の足を温めることに必死になりすぎた結果としても起こりかねないことなのでは。

あと、つい最近こんなコラムも読みました。

稲垣えみ子「便利な生活と決別してみたら54歳にして冷え性を克服できた」

50代の女性が自宅の冷暖房をやめたりして、冬は腹巻やレッグウォーマーや鍋料理などで体を温めていたら、ひどい冷え性だったのが10月になっても薄着にビーサンで過ごせるようになっていたという話。

まあ冷え取りも冷暖房に頼るのではなく、頭寒足熱を基本にとにかく足元を冷やさない、っていうことなのでこの方の生活にもある意味では近いとは思いますが…

でもなんか精神性というかベクトルというか、冷えを基本的に恐れてるか恐れてないかがこの稲垣えみ子さんと「冷え取り」の考えとでは全然違うような気がするんですよね。

少なくとも冷え取りの考え方にのっとるなら10月にビーサンで外をほっつき歩いたりするなんてありえないはず笑。足を冷やすのはタブーなので。

うーんこんなふうに守りに入らないで生きてられたらやっぱ身軽でいいよなあ。

とりあえず今の私はできるだけこの稲垣さんみたいな方向で行きたいなあと思っています。

とはいえ、冷え取り靴下を履いてる時ってすっごく幸せを感じてもいたんですよね…。

ほんとすごくあたたかくてやわらかくて、なんだか赤ちゃんになって真綿のおくるみに包まれてるような、とにかくめちゃくちゃ優しく大事にされてるような感覚。

なんともいえない蜜のように甘~~い感覚。

ただ靴下を重ね履きしてるだけなのに。

私みたいに盲目的に必死に冷え取りしなきゃとなるのはアレですが、なんかこう、自愛とか自分を大事にするとかっていうのを手っ取り早くやりたい人は、とりあえず冷え取り靴下を履いてみるのもいいかもしれない。

優しさに包まれるっていう感覚、とにかく自分を大事にしてる、大事にされてるっていう感覚を味わえそうです。


(正活絹4足セット) 冷えとり靴下(初心者用) 天然素材100% 日本製 ブラック M

あ、あと冷え取りとはまた違うだろうけど、こんな方法を見てやってみようかなと思いました↓

なんにせよ足元があったかいとそれだけでもほっとして幸せ感を感じますよね。

↓ちなみに私が今欲しいなと思ってるのはこれ。


【クロッツ】やわらか湯たんぽ 足用ショートタイプ レッド S

↓またはこれ。


やわらか湯たんぽ 両足用タイプ レッド

これで足をぬらさないまま、家で足湯に浸かってるような生活ができたら最高かも~。

ためしに買ってみるにはちょっと高くて今のところ躊躇していますが…。

まあ基本的には精神的にも身体的にもできるだけフリーで快適なのが一番なんじゃないかなって気がする…

冷え取りは私の場合、精神的にストレス感じてたんですよね。そこが決め手なのかも。

そこですぐ気づいて方向転換すればいんだろうな。

冷え取りが向いてる人もいるだろうし、興味あったらやってみてください。

(そんでもし精神的にでも身体的にでもストレス感じたら引き返せばいいですし)

原因不明の症状が冷えのせいだった、ってこともあるかも。

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