この記事面白かったです↓
継母ではなく「ママラ」。次期副大統領カマラ・ハリス氏が築いた温かい「ブレンドファミリー」のかたち
アメリカ初の女性副大統領、そしてアメリカ初のジャマイカ系&インド系副大統領となるハリスさんってお子さんが二人いるらしいけど、ご自身が生んだお子さんはいないんですね…!ちょっと驚きましたが、すごくすてきな家族だなあと感じました。
血も大事かもしれないけど、血じゃないんだよね…
私が「風の時代」って言葉を知ったのはほんのつい最近のことだけど、今年の12/22から本格的に始まるといわれてる「風の時代」って、じつはもうずっと何年も前から始まってるんだろうなーってすごく思います。(ちなみに大きな周期では2000年に、二千年間続いたうお座の時代からみずがめ座の時代(支配の時代から解放の時代)に移ってるそうですね。もう20年も前に解放の時代に入ってはいるのか…)
世界で最も若い在職中の国家指導者となり、フィンランドで史上最年少の首相となったサンナ・マリン首相は、女性同士のカップルに育てられているし。
台湾では、若きトランスジェンダーの女性オードリー・タンさんがIT担当大臣になっているし。
台湾・ニュージーランド・ドイツなど、世界の中でも新型コロナウイルス対応に成功している国のリーダーの多くは女性だし。
中国や韓国ではどんどん新しい技術や価値観が生まれ、めまぐるしく発展していってるし。
いまだにジジイばかりが支配する国・日本に住んでいるとつい古い考えに縛られてしまいがちだけど、世界はもうどんどん自由に新しくなっていってるんだよな~
世界の内閣。ドイツ、フィンランド、イタリア、日本 pic.twitter.com/AGP21ODlbB
— 町山智浩 (@TomoMachi) November 15, 2020
私にとって風の時代の鍵となるのは「女性・ジェンダーレス」と「血縁に縛られない新しい家族の形」だなって感じてます。
まあなんにせよ支配と固定観念からの解放ってことですよね。
国のあり方もどんどん変わっていって、いつかは国家自体がなくなっていきそうだけど、家族の形も今とはまったく違うものになっていくんだろうな。
そうなった時、今現在私たちが持ってる悩みや苦しみって、なんの悩みでも苦しみでもなくなっていそうなんですけど、どうでしょう。
その時を想像すると、たとえば自分がこれまですごく大きな問題だと思ってた「結婚できないこと」とかがほんとなんの問題でもなくて、バカらしく思えてきたりもします笑。
あ、先日河瀬直美監督・永作博美主演の「朝が来る」っていう映画を観てきたんですが、すごくよかったです。
特別養子縁組をめぐる物語です。
この映画自体はまだまだ古い日本の観念や社会や家族のあり方によって苦しんでる人達のお話でもあり、つらく悲しい部分もすごく多いんだけど、作り手側のとても誠実でこまやかで愛のある目線が感じられてすごく感動しました。
そして、家族の形や愛の形というものが日本でもまた新しく変わっていくんだろうなという希望も感じられました。最後にはちゃんと強く優しくさわやかな”風”が吹いてきます。(比喩ではない風も作中に効果的に何度も描かれるんですが)
やがて時代が変われば、こういう人達の苦しみはなくなっていくんだろうな。とくに女性や子供の苦しみは。
どんどんなくなっていってほしいです。
(てか女性や若い人が活躍していく社会になんなきゃ日本はまじでもう終わりなんだけど!)
↑予告がちょっとミステリーっぽいけど、すごくしっかりした人間ドラマです。河瀬監督だし。出てくる人みんなが愛おしくせつなく感じられます。まあ憎たらしいだけの人間も出てきますが、たとえやくざであってもみんな昔は赤ちゃんだったんだよね…
同じく永作さんが血のつながらない子供をわが子として育てる話、「八日目の蝉」とともに観ると、まためちゃくちゃ感慨深いと思います。
こちらはもうちょっとミステリー感があってドキドキしますが、ほんと好きな映画です。
最後のシーンとかはけっこうスピリチュアルな感覚なんだよな~
そして女同士の絆、連帯、愛…。最高です。
話自体は違うけど、なんだか「朝が来る」は「八日目の蝉」のアンサーソングみたいな感じで胸が熱くなりました。
「ママラ」さんの話じゃないけど、母親は一人じゃなくていいんだよね、って感じです。
よかったら。